異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

昔の6月~9月の気象予報!熱帯夜や熱中症の言葉など存在しなかった

皆さんはテレビやインターネットなどで、毎日天気予報は必ず見てると思います。そんな中で、夏の時期によく使われている「熱帯夜」や「熱中症」っていつから天気予報の用語として使われるようになったか、ご存知ですか?

私が子供時代は「熱帯夜」とか「熱中症」の言葉など一切存在しておりませんでした。昔は「日射病」と呼ばれていました。よく母親から「外は暑いから、帽子をかぶらないと日射病になるよ。」と言われたものです。学校でもそういった指導はありました。

さてまずこの「日射病」と「熱中症」ってどんな違いがあるのでしょうか?

日射病:直射日光に長時間当たると多くの汗をかいて脱水症状となることです。

熱中症:外でも家の中でも場所問わず、高温多湿状態の中に長時間いると、体温調節がうまくいかなくなり、発症しやすいです。

つまり、私が子供時代だった頃は暑いには暑かったのですが、日傘や帽子をかぶるだけで、日射病の予防は十分に出来ていたのです。確かに昔でも強い日差しの下に長時間いると頭が痛くなり、めまいも感じました。

ですが、現代の様に病院に担ぎ込まれるといったことは、非常に少なくて何らかの応急処置ですぐに体の回復は早かったものです。

ですが現代はどうでしょう?「熱中症」の言葉通り、夏の暑さは昔と比べて非常に厳しく、半端な暑さじゃないと言えます。もう4月の下旬くらいからテレビで「熱中症には十分注意しましょう。」とコメントがあるくらいです。

では本当に「熱中症」の言葉が正式にテレビで使われるようになったのはいつごろからなのでしょうか?詳しく調べてみますと…?

平成7年(1995年)あたりから頻繁に使われるようになったとの情報があります。「熱中症」は「日射病」とは違い、重症化すると命にかかわる大変な病気です。抵抗力の弱い子どもや高齢者に多く見られます。

特に高齢者は体の機能が衰えるばかりでなく、体温調節や暑さの感じ方も鈍くなりがちで、熱中症にかかりやすい状態です。昔はエアコンなしで過ごしてきた習慣もあってか、暑くてもエアコンをつけないので、家の中で熱中症になって亡くなるケースは非常に増えています。

私の知ってる限りで、高齢者の皆さんに自分で「果たして熱中症なのでは?」とチェックできる方法を1つご紹介します。それはご自分の足がむくんでいるかどうかです。足のすねを指で押してへこんでしまうようでしたら、完全にむくんでいます。そんな時は要注意。高齢のアナタは「熱中症」の危険信号にさらされてるかもしれませんよ。

高齢者の足がむくんでいるときは、体がもう脱水症状を起こしているかもしれません。重症化させないために、喉が例え乾いてないと感じていても、水分を補給しましょう。

昔の「日射病」と言われた時代は高齢者に対する暑さへの注意の呼びかけもなかったですね。でも今は全然違います。テレビの天気予報では「水分、塩分をこまめに取り、エアコンを使いましょう。」と耳にタコができるくらいに注意を促しています。

では今度は「熱帯夜」についでです。この言葉はいつ誕生したのでしょうか?調べてみたらこれは残念ながら詳細は分かりませんでした。でも「熱帯夜」は気象庁の専門用語ですから、昔からあったにはあったのでしょう。

夜になっても気温が25℃以下に下がらないことを「熱帯夜」とよく言われています。どうして夜になっても気温の下がり方が鈍くなったのでしょうか?

でも昭和時代はエアコンがなくても夜は眠れてたわけですから、「熱帯夜」が頻繁に使われるようになったのは都市化が進んだ平成に入ってからではないでしょうか?これでは灼熱国のリスクは高まります。