異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

果物・野菜の高値が続いている!これも異常気象のせいなのか?

私達家庭の経済を預かる主婦にとって、毎日食べる果物や野菜は栄養のバランスを考えると買わないではいられません。しかし、近年果物と野菜の高値が続いており、非常に頭を悩ませています。

これらが高いと、我々の食卓はまさに打撃を受けます。同じ果物、野菜でも安く買えれば料理を作るのに張り合いが出ますし、家族も喜んで食べてくれますので、主婦にとっていかに買い物上手にならなければ、と自分自身に毎日言い聞かせています。

しかし果物や野菜は調味料の塩、砂糖と違って長期間の保存が出来ません。冷蔵庫に保管しっぱなしにしておくとすぐに腐ってしまいます。

特に冬などではいちごが一番痛むのが早いですし、夏では桃が一番早く痛みます。野菜はブロッコリーも長期間の保存がきかず、すぐに黄色くなってしまいます。ほうれん草も同様です。

要するに果物、野菜はまとめ買いが出来ません。いかに新聞の折り込みチラシで何処のスーパーが安いのかが、ねらい目になってくるわけです。

ですが、ここ最近では買い物に出るとどこのスーパーも果物、野菜の値段が高くてとても手が出せません。特に野菜類。料理には定番で、どうしても健康のためには野菜は毎日食べなくてはなりません。でも高値が続いてるがために、どうしても買うのを諦めてしまいます…!!

どうしてこんなに高値が続いているのでしょうか?これも異常気象がもたらしたことなのでしょうか?

お店の人に聞いたり、ニュースなどを見てるとまさしく異常気象が果物、野菜の高値を続かせている最大の原因と分かりました。

詳しく見てみると色々あります。まずは「夏の異常な暑さ」と「雨の多さ」「台風」「集中豪雨」などが挙げられます。

日照不足でも野菜の成長に大きく影響しますが、近年は台風や集中豪雨が大変増えて、水害にあうためにせっかく成長した果物や野菜がみずにつかってしまい、全て台無しになってしまう被害が多くなってきました。

この自然災害が果物や野菜の高値を引き起こしている最大の原因です。

反対に我々が毎日3色食べている米ですが、これは不足しているとの情報は聞かれませんよね。米の成長を促すのはやはり太陽の力です。太陽の力が強くて、日照時間が長いとより米は品質上々のものへと成長していきます。

1993年(平成5年)は雨が多くて、非常に日照不足が続き、大変な米不足に陥りました。結果的には不作に終わり、翌年には外国の米と混ぜて「ブレンド米」として販売していました。これはよく覚えています。

米も日照不足は大変な敵です。それに秋の米を刈り入れるときに台風にやられるともうダメになってしまいます。そうなれば米も高くなってしまいます。

要するに米、果物、野菜は雨が多すぎるのは非常に危険なのです。水につかってしまうともうそれで売りに出せなくなってしまう…!農家にとっては生活の源が全て自然災害のために打撃を受ける訳ですから、やってられません。

本当に人間は自然災害には立ち向かえないんですね。異常気象が続く限り、もう果物、野菜の安値が来るのはもうないのでしょうか?深刻な課題です。