異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

秋を通り越して、いきなり冬になるのでは?最早秋までなくなるの?

桜が散って春が短く感じる中で、反対に暑さが長引いたがために、秋も短く感じるってこともありませんか?

この現象も2000年以降徐々に感じるようになり、2010年(平成22年)以降からはどんどん秋の訪れを感じることが遅くなってきています。

やはり日本列島の異常気象はこれからも続くのでしょうか。夏が長引いて、秋がなくなり、急に冬到来ってことが将来的に起こるのでしょうか?

2016年(平成28年)の夏は本当に長く感じられました。7月~8月はもう毎日の様に猛暑が続き、もうこのまま秋が来ないのではないかと思うくらいでした。そして9月になっても、一向に本格的な秋の訪れを感じることなく、曇りや雨の天候不順ばかりでした。

本来の9月の陽気が殆ど感じられませんでした。「暑さ寒さも彼岸まで」のことわざがもう薄れて行くのではないのか?天気予報を見てても、「平年より気温は高め」の報道を見るたびに深いため息が出ました。

気温が高めなために、いつまでもクーラーを入れて過ごす日々が多いので、秋ってどこかへ消えてしまったのか?と思ったくらいです。こうも秋の訪れが年年遅くなっていくと将来秋はなくなってしまうのではないかと深刻に考えてしまいます。

この思いは皆さん同じではないでしょうか?

やはり地球温暖化が秋をもなくす傾向にあるのでしょうか?そうなったら未来の日本はどうなるのでしょうか?

私は四季の中では秋が一番好きです。春もいいのですが、春はこれから暑さに向かっていくので、何だか憂鬱って言うのがありましたが、その点秋はこれから冬に向かっていくけど、風は秋独特で何とも爽やかだし、栗や梨、サンマなどの秋の味覚が思う存分楽しめます。「食欲の秋」ですね。(笑)

しかし、ここのところ季節の変わり目を感じることが鈍くなって来たのか、いつまでたっても暑さが残ってる限りはまだ夏なんだ~と錯覚を起こすようになりました。

2016年がどうしてこうも暑かったのか、やはり「ラニーニャ現象」が最大の原因をもたらしているのか、温暖化も交じってそうなっているのか色々原因を探るときりがありません。でも着実に秋の訪れは遅くなっています。

でも秋の訪れが遅くなったからと言って、将来的に秋がなくなってしまうのか?と言われますとそのような根拠は何処にもありません。ましてテレビでもそんな報道はしていません。しているとしたら、的外れ的な情報を流しているとしか思えません。

元々日本は四季のはっきりした国なのです。それが温暖化が進んだからと言って、急に四季がなくなるのでしょうか?四季がないのは熱帯国と言われる国が殆どです。

でも日本は熱帯国ではありません。ちゃんと春夏秋冬はあるのですから、急に季節が夏と冬だけに変化なんてことは可能性としては低いのではないでしょうか?只、春と秋の期間が短くなるというだけで…!

温暖化が進んでもちゃんと春には桜は咲いてますし、秋には紅葉も見ることが出来るんですから、季節の移行は昔と変わることなくあるのではないでしょうか?只大なり小なりのずれは発生してますが。

秋が本当になくなったら、紅葉を見ることなど出来なくなり、日本にいる野生の動物だって生きてはいけなくなりますよね。それに我々日本人も住めなくなり、生きて行けなくなります。

でも今は温暖化が進んでも、ちゃんと生きることは出来ています。秋を通り越していきなり冬になる…秋がすっかりなくなってしまうなんてことは可能性としては低いのではないでしょうか?

現在の情報社会ではそういった根拠は何処にもありませんからね。