異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

日本は避難訓練を定期的にする習慣あり!海外では行っているの?

日本では、毎年9月1日と「防災の日」と決めています。これはやはり関東大震災から教訓を得て設定されたものと言われています。

関東大震災は火災が多く発生しましたから、日本人は大地震が起きたら、「必ずガスの元栓は占めること」を常に習慣づけてきました。それから安全なところへすぐに非難し、頭を守るために何か対策を講じるこなど、色々な案が出ています。

学校などでは避難訓練の際に地震の揺れを感じたら、すばやく机の下に潜り込むと教えられてきました。家庭内では2階立ての場合、1階が押しつぶされるので、2階へ上がって避難し、比較的柱の強いトイレに隠れると効果があるとも聞いたことがあります。

「防災の日」は特に町内会で火災に関する訓練を行っています。放水訓練、消防団で避難を誘導するなど色々やっています。ですから危険な時こそ集団行動をするべき!が日本の習慣とも言えるでしょう。

では海外って日本の様に避難訓練は定期的に行っているのでしょうか?自然災害は何も日本だけではありません。世界中で起こります。

過去に大きな地震や津波のあったアメリカ、ハワイ、ニュージーランドではやはりちゃんと避難訓練をする習慣はあります。それに日本の様に防災グッズだって用意しています。でも同じ避難訓練をするにも、国の習慣の違いから大差はあります。

外国人が日本の避難訓練で珍しい!と思うことは、やはり日本独自のやり方が軍隊式だといった印象があり、消火器で消火訓練したり、常に人間同士が固まって行動するのは極めて珍しいことだと思っています。

軍隊式というのは、戦争時代の理由で挙げているのでしょうね。そういえば私が子供の頃、小学校の集会で「前へならえ!」「回れ右!」などの号令をかけて集団でやっていたのも、軍隊式だったのかもしれませんね。今考えるとあの号令は「軍隊式」「自衛隊」流やり方だったと言えます。

海外の避難訓練は日本のような軍隊式のきちり~としたやり方ではなく、もう少し緩めの感じで行われています。

アメリカの避難訓練では、万が一けが人が出た時の、応急処置の仕方の訓練に力を入れています。ん~、これは重要ですね。よく海外の映画などで骨折をした時に、添え木を当てて、応急処置をするシーンなどはよく見ました。

日本では大地震に対して、建物崩壊の危険性を考えて、常に頭を守ることを習慣づけていますが、一方のアメリカでは日本とは違って、火災に出くわした時のけが人の応急処置の仕方について学ぶ傾向が強いです。

アメリカは大地震の際の建物の崩壊うんぬんよりも、火災に危険性を優先的に考えて、避難訓練をしていることが考えられます。これも国々の習慣の違いだってことがよくわかります。

防災グッズを用意することは日本も海外も共通していることが分かりました。でも大地震に備えての日本の耐震強度の建物の進化は海外のどこよりも優等生と言えるのではないでしょうか?

最近では震度5以上の地震が襲っても、日本の建物って大きな揺れでもびくともしないものがどんどん増えてきましたから、今後建物全崩壊のところが減っていくのではないでしょうか?

避難訓練はどこでも行っていますが、建物強度の考え方は日本はピカイチです!