異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

何という偶然!私の登った思い出の山は全部噴火した!

私は子供時代夏休みに、近所の幼馴染や子供会などで山登りをしたことがあります。それに家族旅行、高校時代の修学旅行でも山登りをしました。

1978年(昭和53年)8月、当時中学2年生だった私は、近所の幼馴染、子供会などでバスをチャーターして御岳休暇村へ行ってきました。確か長野県側の御岳休暇村に宿を取って夏休みに行ってきた覚えがあります。

当時の御岳休暇村は夏休みのツアーで一杯で、御岳山へ登る人で溢れていました。天気は上々、山登りにはベストな天気でした。

リュックには水筒とおやつを入れて、全員で登りました。初めて登る御岳山は子供の私には険しく感じ、途中で何度も休んでは頂上目指して登ったものです。岩はゴロゴロしてるし、何だか今にも転がってきそうで、怖かったです。

でも昼になって、御岳の剣が峰山頂にきた時にはもう全員が空腹。二の池小屋で冷たいうどんの昼食を取りました。でもこれは決しておいしくありませんでした。うどんのつゆの中にわかめが浮いていただけで、何も味がしなかったからです。

下山は子供達は1時間少しで降りて、大人たちは2時間近くかかって降りてきました。これは本当に良い思い出です。

1977年(昭和52年)7月、私と妹、母、祖母の4人で北海道へ旅行へ行ってきました。洞爺湖温泉、クマ牧場、有珠山見学、その隣の昭和新山見学に行きました。天気の関係で有珠山は手前までしか入ることは出来ませんでしたが、昔の有珠山噴火の際に火山灰で出来上がった昭和新山のどっしりとした自然の強さには子供ながらにひかれました。この少し前に父が仕事仲間の旅行ツアーで有珠山と昭和新山に登っていたのです。

その時の楽しそうな父の顔の写真。今でも忘れられません。夏の自然の北海道を満喫してきました。

夏の北海道はからっとした暑さではありましたが、当時私達親子が旅行した時は、丁度北海道の一番暑い時期で、30度を超していました。本州と何ら変わらない暑さで、結構汗をかきながらあちこちツアーで回っていました。

北海道特産のマリモ、アイヌの住む村、そしてビール工場の見学など色々見ては感動していました。洞爺湖温泉では夏だというのに、料理がまるきり冬のものっぽくて、熱いものばかり食べてました。そこでまた大量に出る汗。子供ながらに何だか本州と変わらないなあ~と感じてました。

北海道の宿には冷房設備は当時ありませんでした。でも冬が寒い分、暖房設備は十分ありましたね。

そして1981年(昭和56年)11月高校2年の時の修学旅行は九州の長崎、熊本方面へ行きました。長崎ではグラバー庭、眼鏡橋、大浦天主堂、長崎港を見学しました。当時班に分かれて自由見学が行われて、長崎の名産地域を歩き回りました。

雲仙岳にもよりましたが、山には登らず、宿を取りました。「雲仙白山荘」といったホテル名です。このホテルは昔ドラマのロケで芸能界人気の三浦友和さん、山口百恵さんが泊まりに来たエピソードがあり、とても嬉しかったです。

熊本県では阿蘇山へ登りました。噴火口から登る白い煙は何とも火山らしく、何とも自然の力を思い知らされました。

さて私が10代のころ登った御岳山、近くにしか行かなかった有珠山、そして阿蘇山。これ単なる偶然なのかどうかは断言できませんが、私が登った後に全部噴火してるんです!

有珠山は1週間後の1977年(昭和52年)8月7日に大噴火、そして御岳山は(後に御嶽山と漢字を変更)は2014年9月27日に大噴火、阿蘇山は2016年(平成28年)10月8日に噴火してます。

何ということでしょう!