異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

日本だけじゃない!海外でも自然・気候に異変は生じている!

日本で近年では異常気象がどんどん増えつつある中で、海外でも異常気象や自然・気候に異変は間違いなく起こっています。

まず記憶に新しいところでは、2004年(平成16年)12月26日に起きた「スマトラ島」の大津波です。これはマグニチュード9の大地震がもたらした最大規模の大地震による津波が、あっという間に人々を飲み込んでしまいました。

その為に多くの死者が出て、被害者も10万人以上を超えたと言われています。「スマトラ島」はシンガポールにある小さな島国で、周辺は海に囲まれています。

一見するとのどかな島国で、温暖な気候で、住みやすいイメージですが、大地震が起きると、大津波が襲ってたちまち現地の人々の生活を崩壊してしまう危険性が非常に高かったことが分かります。

多分大地震に対する警戒情報とか、避難場所の確保など、日本の様に情報が沢山あるわけでもなく、いざというときに逃げきれずに多くの犠牲者を出してしまったんだと思います。

それからつい最近では2016年(平成28年)8月24日午前3時36分(日本時間:午前10時36分)にイタリアでマグニチュード6.2規模の大地震が発生しました。イタリア首都のローマから約100キロ離れた地方でこれまた沢山の犠牲者が出ました。

247人の人が亡くなり、今でも尚崩壊した建物の下に沢山の人が生き埋めになっている状態だそうです。

イタリアでも日本のような耐震強度の制度はなく、街中の約75%の建物が今回の大地震であとかたもなく崩れてしまいました。日本はとりあえず避難所などを設けてしますが、イタリアにはそういった施設はありません。助かった人々はとりあえず野外で野宿をするといった、何とも不便な生活を余儀なくされています。

崩れた建物の下から、1人でも多くの人を助けたくても、思うように事は運びません。完全に崩壊した建物が多く、がれきを取り除くのがやっとなのです。

その他の海外でも自然・気候には異変がどんどん起きています。日本でも暑さは異常だと言われてる中で、インドは2016年(平成28年)5月19日、日中の最高気温が何と!51度になり、記録史上最高だと言われています。

元々インドは砂漠地帯ですから、暑いのは当然なのですが、50度を超えたことは過去に1回しかありません。現地の暑さは40度台ですが、それでも日本人の我々からしたら、とても住んでいけません。

でもインドは砂漠地帯で40度代が当たり前だとされていても、50度を超すこと自体がもう異常気象の現れと言っても間違いはありません。どんなにインドの人々が40度の温度に慣れていても、さすがに50度となれば「何だかおかしい。」と感じられずにはいられません。

インドのような灼熱の国でも気温が上昇中の中で、他にも暑さが半端じゃない国があります。それはメキシコのカリブ海です。カリブ海と言えば、海がきれいで、観光客が多い事で有名ですが、10年以上前に大きな台風が襲いました。

特に「カンクン」で大きな被害を受け、建物がほどんど台風で壊されてしまいました。やはり自然災害というものは人間の日常生活をあっという間に危険にさらしてしまいます。

海外では日本の様に、台風の予想される方向などの報道はないのでしょうか?だとしたらそういった点では日本は災害に対する報道は優れていると言えるのではないでしょうか。

日本の異常気象が増えているように、海外でも異常気象が増えています。それに大地震も発生しています。世界中がまさに自然・気候の異変が起きつつあり、まさに住んでいる我々人間の命も危険にさらされているわけです。

今後どうなっていくのでしょうか?