異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

山や海だけじゃない!河川敷の低い土地も危険が一杯だ!

私の住んでいる所は、山奥でも海のそばでもありません。ですから大雨で土砂崩れや海の高浪、大津波の心配は全然ありません。幸い東海豪雨の時、母の実家のある所みたいに道路が洪水になることなく、床下、床上浸水などの被害も運よくのがれることができました。

ですから私が生まれて今まで、避難所へ避難して不便な暮らしを強いられたことは一度もありません。何とも平和な地域と思われがちですが、実はそうでもないんですね。

私の自宅のある地域は川と川に挟まれています。ですから正直言いまして河川敷の土地の低いところに住宅街があって、長い事そこに住んでいます。でも本当に今の今まで台風や大雨による洪水・浸水被害は一度も経験したことがありません。よっぽど運がよかったとしか言いようがありません。

でもここ増え続けている自然災害で、私の住んでいる地域も洪水・浸水被害のリスクが非常に高まっており、地域の洪水危険度は一番高いことが判明しております。もし東海豪雨レベル以上の大雨が降ったとしたら、いよいよ私の住んでいる地域も危険が高くなります。

母の実家以上の被害を受ける可能性大です。最近大雨が降って、目立ってきたことは土地が低い為にすぐにやわらかい土などはもう簡単に水浸しになっています。やはり川と川に挟まれた堤防より低いところに沢山の住宅が建っていますので、母曰く「軟弱地盤」なのかもしれません。

東日本大震災の教訓を得て、耐震住宅に建て替える家が多くなりましたが、なかなか「軟弱地盤」のことまでは気づかないみたいです。「軟弱地盤」ほど危険地域なのです。まさに私の地域はそれなのです!なのにどんどん新しい家が建っていきます。

子供の頃、近くに田んぼが多かったせいもあり、それを埋め立てて分譲住宅やマンションが増えたのは本当によくわかります。ですが、結局その辺も「軟弱地盤」の上に建てたことになり、台風・大雨には要注意信号が出ています。

今まで私の住んでいる地域では、大きな災害がなかったので運が良かっただけで今後どうなるかは分かりません。でも何年か前に知り合いが郵便局にパートに勤めていた時に、大雨が降り、郵便局の1階とトイレが水浸しになっていた、との話を聞いたことがあります。

知り合いの勤めている郵便局とは、随分距離があって遠いのですが同じ区内でもあるので、土地が低いのは同じです。いとも簡単に水浸しになるとは、それくらい土地が低く、洪水になること間違いありません。

それに傍の河川敷も危険が一杯です。大きな橋の下を通る道路では大雨が降ると、川が氾濫してたちまち通行止めになってしまいます。2016年(平成28年)9月、清須市でアンダーパスを通過しようとした車が、運悪く大雨で坂の一番深い所に水が溜まってしまったところへ入ってしまい、運転していた女性はおぼれて亡くなりました。

その時の水の量は完全に車の頭を超えていたのです。ですから車を運転する際は、アンダーパスは大雨の時は避けて回り道して行った方がベストです。

確かに山、海も危険なことが多いのですが、それでなくても川に近い地域は土地が低いので、川が切れて堤防が決壊すれば、もうそれで洪水の被害を受けやすいことは東海豪雨の時にハッキリわかりました。

もう一度安全な場所や、避難所の確認をしなくてはなりません。