異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

地震だけじゃない!火山噴火も増えている!富士山は大丈夫なのか?

地震だけじゃなく、ここ最近では噴火も増えてきています。噴火=地震と関連付けられるのか?と言いますと、そうも言いきれないところが自然災害の不思議なところでもあるのです。

2000年以降のデータを見ていますと、まず2000年(平成12年)3月の有珠山噴火、同じく三宅島噴火があります。

ここ最近では、2014年(平成26年)9月の御嶽山、2015年(平成27年)浅間山、箱根山などがあります。特に御岳山噴火では、登山客が多い中で突然噴火し、沢山の死者が出ました。今でも行方不明者が5人います。

東日本大震災の前にも火山噴火が起きています。2010年(平成20年)3月~6月新燃岳です。この噴火が東日本大震災をもたらしたのかは今のところ何もこれといった証拠はありませんが、確かにここ最近はあちらこちらで噴火が起きています。

よく昔の人は「火山噴火は大地震の前触れ」とよく言ってきましたが、果たして本当のところどうなんでしょうか?特に2014年(平成26年)以降は火山噴火が特に増えていますから、2016年4月の熊本地震はもしかして阿蘇山噴火と関連性があるのでしょうか?

でも調べてみても、噴火が原因で大地震が起きたことは立証されていません。日本は元々火山国でもありますから、いつどこの山が火山噴火起こしてもおかしくないのです。

北海道にある有名な「昭和新山」。アナタはこの「昭和新山」を知っていますか?あの山は火山噴火によってできた山なのです。いまでこそ北海道の観光名地となって有名ですが、そもそも「昭和新山」は有珠山噴火がもとでできた噴火山なのです。

昭和新山のできる前は平地になってたそうですから、有珠山が噴火した1943年(昭和18年)から、土石流や火山灰によって作られた山だと聞いたことがあります。あれこそ自然体で出来上がった山なのです。

第二次世界大戦(太平洋戦争)の真っ最中に有珠山が噴火して、どんどん山となっていったのが昭和新山誕生秘話とも言われております。

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参考記事:http://kari-laboratory.com/on-weekends/
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色んな山が噴火していく中、御嶽山の噴火はどうして予測がつかなかったのでしょうか?予測が前もってついていれば、あんなに多くの死者や行方不明者だって出なかったはずです。

でも噴火する前の2014年9月10日には火山性地震を52回も観測しているそうです。じゃあ事前に噴火が起きることって分かってたのではないでしょうか?

しかし気象庁では小康状態が続いていたので、噴火レベルの危険性をその時は上げていなかったのです。それが9月27日には突然噴火しました。登山客は逃げてもすぐに襲ってきた噴火の勢いで逃げ切ることが出来ず、結局命を落とした人たちが出てしまいました。何とも残念な話です。

やはり自然災害に人間は勝てません。

日本のあちこちで噴火活動が活発化する中で、日本で最も美しいと言われている富士山。富士山だって山ですから、いつ噴火するかは分かりません。でもあの美しさを保っている富士山が噴火するなんてあり得ない!と思いがちですが、でも可能性は絶対にないとは言えません。

では歴史上過去に富士山は噴火したのでしょうか?情報を調べてみるとちゃんとありました。864年、1707年の2回噴火しています。その後約300年は富士山は一度も噴火していません。

ですが近年の異常気象で、富士山も噴火するリスクはあります。今のところ富士山噴火の予想はつきませんが、本当に噴火したらどうなるのでしょうか?富士山周辺の静岡県、山梨県などは特に注意が必要になってきます。

噴火の予想も難しいので、何とも言えません。