異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

桜の咲く時期を過ぎるともう暑い!春ってもうなくなってきてるの?

日本では1月~2月が一番寒い時期だと言われいます。そして3月になると徐々に太陽に春のぬくもりを感じるようになり、3月の終わりには桜の開花があちこちで聞かれます。桜は日本の風物詩です。桜があるからこそ、春を満喫できるのです。

春は人間の心をワクワクさせてくれますね。桜だけでなく、身近なところではタンポポが咲き、昔はつくしなどが顔を出していました。

桜の咲く時期に一時的に寒の戻りがあると、「花冷え」とよく言われています。温度が低いと桜のもちがいいといったことから言われるようになったんだと思います。そしてアレルギーの人たちには厄介な季節でもあるんですよね。「花粉症」。

スギ花粉が遠くの山から飛んできて、アレルギーの人たちを悩ませます。目のかゆみ、鼻炎、くしゃみなど。今では花粉症予防のためによい薬がどんどん出てきました。ですがやはり花粉症は嫌なものです。

さて、桜の咲く時期は誰でも「春らしい~!」と思いますが、桜が散って、しばらくするとすぐに「暑いな~!」って感じる人は多いのではないでしょうか?私も少なからずその1人です。

昔は4月と言えば、まだ寒さは残っているものの、段々暖かさを感じて冬が終わったんだ~ってよく実感してました。堤防でタンポポやつくしを積んだり、ちょうちょを捕まえたりして遊んだものでした。川では沢山のおたまじゃくし、めだかが泳いでいる光景も良く見られました。

ですが現代はメダカは見かけません。ザリガニもいません。ですから現代の子供はメダカやザリガニなどといった、自然の生き物を見ることもないし、捕まえて遊ぶ習慣など全然ありません。それは建物がどんどん増えて行ったせいでもあります。

人間の生活、交通の便、道路を広くするなどの開発がどんどん進み、便利になる一方で昔からの自然破壊もどんどん進んでいます。ですから町はどんどんコンクリートが増え、緑が減らされていくので、季節感がどんどんなくなっていくばかりです。

道路が広くなるのは車の量がそれだけ増えたからです。それに排気ガスの出方も凄いです。空気はどんどん悪くなるし、二酸化炭素の排出が気温を更に上昇させています。ですから春のうちからもう暑くなってきているのではないでしょうか?

何だか太陽の光がどんどん強くなっているのは、建物が増えて、自然がどんどん減らされているのが原因なのではないでしょうか?

やはり私の子供時代と今とでは春の感じ方は全然違ってきています。子供時代の春風は爽やかでした。これは5月まで続いていました。ですが今ではどうでしょう。何だか4月のうちから温風になっています。

それに休みになると、街中の噴水で小さい子どもを水遊びさせているのもよく見かけます。しかもまだ4月のうちから。これも違ってきています。

よく考えたら、昔は花粉症なんて言葉もありませんでした。スギ花粉は目に見えませんが、遠くの山から飛んできて、アレルギー持ちの人を困らせる現象。これも異常気象からきたものと言えます。

本当に春が短くなってきている…いつしか春がなくなって、冬から一気に夏になるのではないか?といった不安の声が上がってきています。

でも今のところ「完全に春がなくなる説」などの根拠は何処にもありません。