異常気象の実態!季節の節目がなくなりつつある?

地球温暖化!結局は全世界の人間がもたらした深刻な問題なのだ

気象衛星ひまわりが撮影した地球の写真があります。地球って青々していて、宇宙から見たらこんなに美しい姿をしてるのに、とても地球温暖化が進んでいるようには見えません。

こんなに沢山の国があるのに、地球温暖化が明らかに進んでいる…これは本当に深刻に考えなくてはなりません。でも人間がどこまでその温暖化を食い止めることが出来るのでしょうか?確率的にはかなり低いのではないでしょうか?

少し話はそれますが、私が小学生だった頃の昭和50年代に一時「公害病」といった人工的な騒ぎがありました。工場から出る煙のために多くのぜんそく患者を出した「四日市ぜんそく」、やはりこれも工場から川に流しだされた水銀が魚の体内に入り、それを食べた人たちが発症した「水俣病」、その他に「イタイイタイ病」などもありました。

当時の公害病は、そのほとんどが工場から出された毒素がもたらしたのが原因で、それでも色々対策を講じて、随分環境への改善がなされ、今では公害病など殆ど聞くことがなくなりました。

しかし、地球温暖化の場合は全世界の問題であり、どこまで改善策が進んでいるのかがハッキリしません。結局温暖化の最大の原因は、温室効果ガスが増えたことではないか、と気象庁では言っています。

やっぱり昔とは随分環境も変化しています。何といっても日本では自然破壊がどんどん進んで、次から次へと高層ビルなどの建物の建設、交通の便利さ、時間短縮のための対策として、リニア新幹線の開通のために工事を進めていること、そして都会ではもう当たり前の様に車が多くなり、排気ガスや高層ビルの冷房設備が増えたことによる二酸化炭素の排出などがますます多くなり、温暖化に歯止めがかかりません。

ところで二酸化炭素の排出量が多いのは、日本だけでなく、同じアジア系の中国も挙げられています。その他、アメリカ、インドなどもそうです。

アメリカは都会と言われる場所は比較的綺麗ですが、やはり裏町(ダウンタウン)などに入ると実にゴミが多くて汚いです。やはり環境問題が知らないところで二酸化炭素を排出させているのかもしれません。

一方の中国は世界一二酸化炭素の排出が多いそうですが、その原因は何なのでしょうか?やはり中国では、工業化が発展し、石炭の需要が物凄くて、その石炭を燃料として使うことが多いからではないか?と言われています。

やはり昔の日本の工場が毒素を出して、公害病が社会問題になった時と同様、今の中国は工業や産業をますます大きくしてるので、二酸化炭素排出世界一はまさに中国の社会問題だけでなく、世界中の問題に発展しています。

もうこれは昔の日本の公害病の社会問題のレベル以上に深刻です!だとすると少なからず近国の我々日本も中国の影響を受けていることとなります。

他国では温暖化対策として、ノーマイカーデー、省エネ住宅、個人個人の考えを尊重しながら運動を行っています。

でもそれでも温暖化はやむことなく、着々と深刻化しています。結局は全世界の人間がもたらした問題に過ぎません。温暖化に対して、どこまで全世界の人間が立ち向かえるのかが、今後の課題です。